防災・事故に関する豆知識

爆発が発生し、熱傷を負った事故への対策

  • 解体作業を開始する前に、ガスの供給状況について供給元の立会等のもと確認し、敷地内へのガスの供給を止めてから解体作業を開始。
  • 可燃性ガス等が充満して爆発のおそれがある場所では、着火源となりうる防爆構造ではない電気機械器具等は使用しないこと。
  • 工事開始前の社内審査体制を確立し、周囲の状況調査等知り得たところに適応する作業計画となっているか確認する

ブルドーザーの運転に関する注意点

運転席から離れるときには、逸走防止措置等を確実に行い、ブル・ドーザー等の車両系建設機械の運転者が運転位置から離れるときには、エンジンを止め、及び走行ブレーキを掛ける等の逸走防止措置を確実に行う。(労働安全衛生規則 第160条より)

運転者等による構造、安全装置等の不正改造のないよう管理することも大切です。

測量作業中の接触事故への対策

後退してきた不整地運搬車に接触し、死亡したというケースがあります。

不整地運搬車の運転操作、作業方法を確認し、運転者に徹底すること。不整地運搬車の移動は、前進を原則とし、止むを得ず後退する場合は必ず後方確認を確実に行わせ、誘導者を配置する等、安全な作業方法を運転者に徹底する事が大切です

ウインチの操作盤の配線作業中の感電事故への対策

充電部分に接近して作業を行う場合は、電源を切った状態で行うことが原則であるが、やむを得ず通電状態のまま工事を行わざるを得ない場合は、充電部分に接触して感電する危険を防止するため、露出している充電部分への絶縁用防護具の装着、絶縁用保護具の使用等の感電防止措置を講じて作業を行うことが重要です。

伐採作業中の注意点

  • 1 伐採区域の事前調査を行ない、作業計画を作成する
  • 2 山割りを明確に行う
  • 3 立入禁止区域を明示するこ
  • 4 倒木は安全な方向を選定する
  • 5 伐倒時の退避場所をあらかじめ選定する
  • 6 伐倒時の合図を定める
  • 7 チェーンソー作業者には特別教育を実施する

トラックの荷台から転落事故への対策

トラックの荷台に作業者を乗せて走行させないことは当然であるが、トラックに荷を積む際に、荷の重量、バランスを考慮した積載方法をとり、かつ荷の移動防止措置を確実に行うことが重要です

暗い工場内でピットに墜落した事故への対策

同種災害の防止のためには、次のような対策の徹底が必要

  • 1 ピットの墜落防止措置を行う。
    ピット等の危険な場所が存在する場合には、工事施工中にさく、手すり、防網等の墜落防止措置をとることとともに、工事終了後における覆工板の復旧、さく等の設置を行う
  • 2 元方事業者等による確認を行う。
    元方事業者は、関係請負人の作業の状況を把握し、墜落防止措置等を講じていない場合には直ちに指導し、是正させなければならない。また、発注者においても、当該場所が工場関係者も通行する工場内であることから、工事作業中及び作業終了後において墜落防止措置の状況を確認しなければならない
  • 3 作業場所等の状況を把握する。
    当該事例の場合、作業指揮者らにおいても工場内に立入り、暗いため途中から引き返しているが、初めての場所での作業に当たっては、あらかじめ、作業場所の位置及びその状況、危険物等の箇所、避難口、構内遵守事項等について発注者等から情報を得ておかなければならない。
  • 4 勝手に工場内等に立入らせない。
    工事の開始前の集合場所を定めていても、早く到着した作業者が自らの判断で作業を開始したり移動等の行動をとり、被災する例がある。事前の打ち合わせの中で、全員による打ち合わせを行わない前の勝手な行動を禁止しておかなければならない。

高所作業車による事故への対策

  • 上方に障害物が存在する場合には、高所作業車のバケットの上昇は低速で行わせること
  • 障害物の下方で高所作業車を用いた作業を行わせる事業者および元請業者は、バケットと障害物に挟まれる災害を防止するための指示・指導を行う
  • 高所作業車を使用する事業者は、高所作業車を用いる作業について作業計画等を作成し、関係作業者に周知を図り、高所作業車の運転を行う者に対して安全教育を行うこと。また、元請業者は請負業者の行う安全教育について指導・援助を行う
  • <参考>作業床の高さが10m以上の高所作業車については、技能講習修了者でなければ運転させてはならないこととされています(労働安全衛生法第61条関係)。

震度について

震度は0~7までの階級があり、震度5と6は弱と強に分けられ、全部で10階級で表されています。

  • 震度0‥‥とても微細な揺れなので、人は揺れを感じない。
  • 震度1‥‥屋内の人の一部がわずかな揺れを感じる。
  • 震度2‥‥屋内の人の多くが揺れを感じる。電灯などが、わずかに揺れる。
  • 震度3‥‥恐怖感を覚える人もいる。棚にある食器類が音をたてる。
  • 震度4‥‥かなりの恐怖感を感じる。座りの悪いものは倒れる。
  • 震度5弱‥多くの人が身の安全を図ろうとする。棚の食器類、本などが落ちる事もある。
  • 震度5強‥多くの人が行動に支障を感じる。補強されていないブロック塀は崩れる事がある。
  • 震度6弱‥立っている事が困難になる。かなりの建物で窓ガラスなどが破損する。
  • 震度6強‥立っている事ができない。多くの建物で窓ガラスが破損し、補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
  • 震度7‥‥ほとんどの建物で窓ガラスが破損し、補強されているブロック塀も破損する事がある。

マグニチュードについて

マグニチュードはその地震のエネルギー規模を表します。 地震学者リヒターが定義した値で、マグニチュードが1増えると、地震のエネルギーはなんと32倍にもなります。

暗闇で照明の代わりになるものは?

暗やみでの救出活動は困難を極めます。広い範囲を照らし出すには、車のヘッドライトが役に立ちます。

けが人を運ぶときに、担架の代わりになるものは?

物干しざお2本にTシャツやトレーナー(2~3着)の袖の部分を通したり、毛布を巻いて担架にすることができます。また、けが人をイスに座らせて2人で運ぶこともできます。平らな場所を移動するなら、毛布やシーツを下に敷いて引っ張れば、1人でけが人を移動することができます。

子どもやお年寄りを安全に避難させるには?

「ヒモを使った避難方法」が効果的です。タスキ状のヒモを子どもの胸に巻きつけ、後ろからでも引っ張れるようにします。この 方法は、たくさんの子どもを一度に誘導でき、子どもの手も自由になるため、安全確実です。

お年寄りの場合も、背中から持ち上げるようにヒモを引っ張ってあげれば、足の不自由 な方、体力のない方なども素早く避難させることができます。衣服を引っ張ったりすると、 脱げたり破れたりする場合がありますから、やめましょう。

災害用伝言ダイヤル

どなたでも使いやすいのが、NTTが提供する「災害伝言ダイヤル171」です。家庭の電話、公衆電話、携帯電話、災害時に設けられた特設公衆電話などから、“安否や避難先を録音する”、“知りたい相手の安否を聞く”ことができます。使い方が難しいと思っている人も多いようですが、「171」をプッシュすればあとはガイダンスに従うだけなので、どなたにでも簡単に使用できます。NTTにはその他にも災害時の通信サービスがありますので、確認しておくといいと思います。

NTT災害伝言ダイヤル

乾パンをお年寄りや子どもにも食べやすくするには?

固い乾パンも、砕いて牛乳や水に溶いたスキムミルクなどをかければ、柔らかくなりさ らに栄養価もアップします。

電気器具について

ライフラインが途絶した後でもっとも早く復旧するのは、電気のようです。
ガスや水道が機能していない間は、電気器具が非常に重宝します。しかし、電気器具のなかには、電気復旧後、発熱して火災に至るケースがあるようです。熱帯魚の保温ヒーターがそれです。地震でガラス水槽が壊れてしまったままで、通電すると水がないので高温になり、付近の可燃物に着火して火災となるのです。震災で停電したあとは、一旦電気ブレーカーを遮断し、電気が復旧した時に確認しながらブレーカー を入れるようにしなくてはなりません。